

岡田 康介
名前:岡田 康介(おかだ こうすけ) ニックネーム:コウ、または「こうちゃん」 年齢:28歳 性別:男性 職業:ブロガー(SEOやライフスタイル系を中心に活動) 居住地:東京都(都心のワンルームマンション) 出身地:千葉県船橋市 身長:175cm 血液型:O型 誕生日:1997年4月3日 趣味:カフェ巡り、写真撮影、ランニング、読書(自己啓発やエッセイ)、映画鑑賞、ガジェット収集 性格:ポジティブでフランク、人見知りはしないタイプ。好奇心旺盛で新しいものにすぐ飛びつく性格。計画性がある一方で、思いついたらすぐ行動するフットワークの軽さもある。 1日(平日)のタイムスケジュール 7:00 起床:軽くストレッチして朝のニュースをチェック。ブラックコーヒーで目を覚ます。 7:30 朝ラン:近所の公園を30分ほどランニング。頭をリセットして新しいアイデアを考える時間。 8:30 朝食&SNSチェック:トーストやヨーグルトを食べながら、TwitterやInstagramでトレンドを確認。 9:30 ブログ執筆スタート:カフェに移動してノートPCで記事を書いたり、リサーチを進める。 12:30 昼食:お気に入りのカフェや定食屋でランチ。食事をしながら読書やネタ探し。 14:00 取材・撮影・リサーチ:街歩きをしながら写真を撮ったり、新しいお店を開拓してネタにする。 16:00 執筆&編集作業:帰宅して集中モードで記事を仕上げ、SEOチェックやアイキャッチ作成も行う。 19:00 夕食:自炊か外食。たまに友人と飲みに行って情報交換。 21:00 ブログのアクセス解析・改善点チェック:Googleアナリティクスやサーチコンソールを見て数字を分析。 22:00 映画鑑賞や趣味の時間:Amazonプライムで映画やドラマを楽しむ。 24:00 就寝:明日のアイデアをメモしてから眠りにつく。
ipsecとは何か
ipsecは インターネット上での通信を保護するための技術の総称です。IP通信は本来、誰でも見ることができる性質のものなので、機密性を確保するためには暗号化が必要です。ipsecは送信データを暗号化して盗聴を防ぎ、さらに受信側がデータの改ざんがないかを検証します。
主な部品と役割
ipsecの重要な部品にはESPとAHがあり、それぞれの役割が異なります。
ESPはデータを暗号化して機密性を作り出します。AHはデータの認証を行い、改ざんがないかを検出します。これらを組み合わせることで、送信データの機密性と整合性を同時に確保します。
モードと適用範囲
ipsecには主に二つのモードがあります。
トンネルモードはネットワーク同士をつなぐVPNでよく使われ、パケット全体を保護します。トランスポートモードはエンドツーエンドの通信で使われ、データの一部だけを保護します。
IKEと鍵交換
安全に通信するためには、事前に鍵を取り決める必要があります。IKEという仕組みが鍵の交換と相手の認証を行います。これにより、通信相手が信頼できるかを確認しつつ、暗号化の鍵を共有します。
NAT traversalの重要性
家庭や職場のネットワークでは、NATと呼ばれる機能でIPアドレスが変換されることがあります。NAT traversal(NAT-T)を使うことで、IPsecの機能を保ちながらNATを越えて通信できます。設定時には NAT-T の有効化を忘れずに行いましょう。
よくある使い方
自宅のパソコンと会社のネットワークを結ぶ VPN を作るときに ipsec がよく使われます。リモートワークや出張先から社内リソースへ安全にアクセスする際の技術です。
設定のポイント
設定は機器ごとに異なりますが、概ね以下の点を確認します。
適切な暗号アルゴリズムを選ぶこと、鍵の管理を厳重にすること、相手認証を正しく設定すること、そして ファイアウォールの例外設定を忘れないこと。
実務での注意点と誤解
現場では設定の難しさと誤解がよくあります。IPsec=VPNと考えがちですが、IPsec自体は通信の保護技術であり VPN はその技術を用いた実装の一形態です。暗号化方式が古くなっていると安全性が落ちるため、定期的な見直しが必要です。
また、NAT-Tが有効でないと NAT behind の環境で通信が失敗することがあるため、NAT環境での動作確認を必ず行いましょう。
実践的な手順のイメージ
実務での設定ステップのイメージは以下のとおりです。
1) 目的と範囲の整理(どの機能を保護するか)
2) 使用する暗号アルゴリズムと認証方式を決定
3) 鍵 exchange の方法を決め、IKE の設定を行う
4) NAT-T の設定を確認
5) ファイアウォールのルールを最適化
6) 接続の正常系・異常系のテストを実施
表で見る ipsec のポイント
まとめ
ipsecはインターネット上の通信を守るための基本技術です。 ESP と AH の組み合わせで、データの機密性と認証を同時に実現します。IKE による鍵交換で安全に通信を開始し、トンネルモードとトランスポートモードの使い分けで適切な場面に適用します。初心者はまず家庭の環境で ipsec の設定を試し、機器の説明書や公式ガイドを参照して段階的に理解を深めると良いでしょう。
ipsecの関連サジェスト解説
- ipsec とは わかりやすく
- ipsec とは わかりやすく解説します。IPsecは、インターネットでやり取りするデータを安全に守るための約束事です。パソコン同士や事務所と自宅のネットワークの間でデータを送るとき、第三者に読まれたり内容を改ざんされたりしないようにする仕組みです。具体的には二つの大事なことを担います。第一にデータの暗号化。送信した情報を誰にも読めないように、特別な暗号で包みます。第二に認証。通信相手が本物の人や機器かを確認します。これをやると、偽のサイトや偽の相手とやり取りするリスクが減ります。IPsecには“トンネルモード”と“トランスポートモード”という動作モードがあります。トンネルモードではネットワーク全体を“トンネル”のように包み、二つのネットワーク間の通信を保護します。オフィスのLANと自宅のPCを安定してつなぐVPNはこのモードでよく使われます。トランスポートモードは、端末同士の特定のアプリの通信を守るときに使われ、ネットワークの構造自体はそのままです。暗号化と認証を可能にする技術の中で代表的なのがESPとAHです。ESPは主にデータを暗号化します。AHはデータの改ざんを検出する役割を果たします。実務ではIKE(鍵交換の仕組み)を使って、両端が安全に鍵を共有します。最新の規格はIKEv2で、接続の設定を比較的安定させ、再接続もスムーズです。IPsecは企業のVPNで広く使われますが、家庭向けの設定は難しく、専門家に任せることも多いです。安全なリモート接続を作るには、IPsecの基本を理解し、適切な設定を選ぶことが大切です。
- ipsec とは ネットワーク
- ipsec とは ネットワーク の解説記事です。ipsec はインターネットプロトコルセキュリティの略で、ネットワーク上を行き来するデータを安全にする仕組みです。日常のネット利用ではデータは途中で盗み見られる可能性がありますが、IPsec を使うとデータを暗号化して第三者には意味のわからない文字に見えるようにします。さらに、通信の相手が正しいかどうかを確認する認証や、データが送信中に変わっていないかを検査する改ざん検知も行います。IPsec には主に ESP と AH という二つの機能があり、ESP は暗号化と認証の両方を提供するのが一般的です。AH は認証のみで、データの機密性は守りません。これらはトンネルモードとトランスポートモードという二つの動作モードで使われ、どの範囲をどう保護したいかで選ぶことになります。トンネルモードはネットワークの境界、例えば自社のゲートウェイ同士をつなぐ通信を保護するのに向いています。トランスポートモードは目的の端末間の通信を保護します。IPsec の安全性を確保するためには鍵の取り決めも大切で、IKE と呼ばれる手法で安全に鍵を交換します。実務では VPN の構築やリモートワーク時のセキュアな接続確立に IPsec が使われることが多いです。初心者の方には IPsec はネットワーク上のデータを盗み見られないようにするための暗号化と認証のセットだと覚えると理解しやすいです。設定を学ぶ場合は、ルーターやサーバーの設定画面で IPsec を有効化し、IKE の設定と暗号化アルゴリズム、認証方式を正しく選ぶことが大切です。
- ipsec ike とは
- ipsec ike とは、インターネット上のデータを安全に運ぶための技術です。IPsecは「IPパケット」というネット通信の単位を暗号化したり、データが途中で改ざんされていないかを確かめたりします。IKEは“Internet Key Exchange”の略で、通信を暗号化する鍵を決める“仲介役”のようなものです。IPsecとIKEは一緒に使われ、データを送る前に相手と安全な鍵を作り、どの暗号を使うかを決めます。IPsecには主にAHとESPという2つの仕組みがあります。AHはデータの認証だけを提供し、改ざんを防ぎます。ESPは認証に加えて内容を暗号化し、第三者に中身を見られないようにします。IKEは2つの段階で鍵を取り決めます。第1段階(フェーズ1)では安全な“鍵交換の道”を作り、第2段階(フェーズ2)では実際のデータ用の鍵と暗号方式を取り決めます。IKEv1とIKEv2があり、IKEv2のほうが新しくて設定が簡単で接続が安定します。この技術は企業のVPNや自宅のルーターの設定にも使われます。遠くの場所にいる人が会社のネットワークに接続する時、データが盗まれず安全に送られるようにします。もし家庭用の機器で設定する場合は、ルーターのVPN設定項目で“IPsec”や“IKE”の名前を見つけ、暗号の種類(例:AES-256)と認証方法を選びます。
- ipsec パススルー とは
- ipsec パススルー とは、家庭やオフィスのルーターが「VPNの通信をそのまま内部の端末に渡す機能」のことです。IPsecは、インターネットを使って遠くの端末と安全に通信するための仕組みで、データを暗号化して盗み見を防ぎ、送信者と受信者が本当に正しい人かを確認します。パススルー機能があると、ルーターはVPN用のデータを自分で解読せず、トラフィックを変えずにそのまま通します。これにより、家のノートPCやスマホでVPNを使うとき、設定次第でVPN接続がうまくいくようになります。実際には ESP (データを暗号化する部分) や IKE(鍵の取り決め)といったIPsecの要素が巡回します。IPsecは通常、ESPとIKEを使います。NAT環境では NAT-T という技術で、NAT越しでも通信を成立させる工夫が必要になることがあります。パススルーが有効でも、VPNの設定や他のファイアウォールのルールが原因でうまくいかないこともあるので、ルーターの説明書を見て、IPsecパススルーが「有効」になっていることを確認して下さい。まとめとして、ipsec パススルー とは、VPNの接続を支えるための互換性を作る機能です。中学生にも覚えやすいポイントは、ルーターに任せきりではなく、VPNを使う端末側の設定と組み合わせて動くという点です。
- l2tp/ipsec とは
- l2tp/ipsec とは:初心者向けにVPNのしくみをやさしく解説L2TPは「レイヤー2トンネリングプロトコル」という通信の通り道を作る技術です。IPsecは「IPセキュア」=データを暗号化して安全に送る仕組み。2つを組み合わせると、インターネットを使って離れた場所同士が、まるで同じネットワークにいるように安全に接続できます。L2TP自体には暗号化がなく、IPsecが暗号化と認証を担当します。結果として「L2TP/IPsec」という組み合わせが、VPNの一つとして長く使われてきました。この仕組みのイメージはこうです。あなたの端末とVPNサーバーの間に暗号化された"トンネル"を作り、その中をデータが通ります。データは外部の第三者から読めず、改ざんされにくくなっています。L2TPはトンネルの作成を担当し、IPsecはそのトンネルの中身を守る暗号化・鍵のやり取りを担当します。通信はインターネットの上で行われますが、見える情報は最小限に留まります。メリットとしては、多くのOSで標準的にサポートされ、設定が比較的簡単な点があります。企業のネットワークや自宅のルーターを使って安全に外部から社内の資源にアクセスしたい時に役立ちます。一方でデメリットもあります。設定が複雑で、ファイアウォールやNATを通過させるための追加設定が必要な場合があります。また、一部のネットワークではUDPポートのブロックにより接続が不安定になることがあります。さらに新しいVPN技術と比べると速度やセキュリティ面で最新技術に劣る場合もあります。使い方のポイントをざっくりと。個人で使う場合は、業者が提供する「L2TP/IPsec対応のVPNサービス」を利用するのが簡単です。端末の設定画面から新しいVPN接続を追加し、サーバーのアドレスとアカウント情報を入力して接続します。企業や学校などで自前の VPNサーバーを運用している場合は、IT部門の案内に従い、証明書の管理や事前共有キーの取り扱いを遵守します。設定を誤ると通信ができなくなることがあるので、雑な設定は避け、公式の手順に従いましょう。注意点として、L2TP/IPsec は比較的安全とされますが、常に最新のセキュリティ事情をチェックすることが大切です。AndroidやiPhone、Windows、MacなどのOSはそれぞれ設定方法が異なるので、公式の説明を確認してください。代替として、より新しいVPN技術のOpenVPNやWireGuardも選択肢です。用途や環境に合わせて最適な方法を選ぶと、安心してインターネットを利用できます。
- l2tpv3 over ipsec とは
- l2tpv3 over ipsec とは、L2TPv3 というレイヤー2のトンネルと IPsec という暗号化技術を組み合わせて、離れた場所のネットワークを安全につなぐ仕組みのことです。L2TPv3 はネットワーク上の仮想的なトンネルを作り、遠隔の拠点や自宅のPCを同じネットワークの一部として扱えるようにします。一方 IPsec はそのトンネル内のデータを暗号化し、送信者と受信者が正しいかを認証します。これにより途中でデータが傍受されたり改ざんされたりするリスクを減らすことができます。実際の動作は次のとおりです。端末から送られた通信は L2TPv3 のトンネルに載せられ、L2TPv3 のヘッダが付いた上で IPsec がパケットを包み込み、暗号化します。送信先の VPN サーバーに届くと IPsec が復号と検証を行い、受信側は L2TP のトンネルを解釈して宛先ネットワークへ転送します。こうした組み合わせが使われる理由は、遠くの場所にあるネットワークをまるで近くにあるかのように使いたい場面に適しているためです。主に企業の拠点間 VPN や在宅勤務者が社内資源へ安全にアクセスする場面で使われます。L2TPv3 と IPsec の組み合わせのメリットは、データを隠して守ることと、接続相手を確実に認証できる点です。ただし設定が難しく、不適切だと接続が不安定になりやすい点や、データを守るための処理によるオーバーヘッドが発生する点にも注意が必要です。初心者が押さえるポイントとしては、用途に合っているか、信頼できる機器とサーバーを使うこと、NAT Traversal やファイアウォールの開放が必要かどうかを事前に確認することです。最後に覚えておきたいのは、l2tpv3 over ipsec は遠隔地のネットワークを安全につなぐ基本的な道具の一つであり、VPN 初心者でも理解しておくと役立つという点です。
- gre over ipsec とは
- gre over ipsec とは、ネットワーク同士を安全につなぐ仕組みの一つです。GREはGeneric Routing Encapsulationの略で、様々なデータをひとつの筒(トンネル)に入れて別の場所へ運ぶことができる技術です。一方のIPsecは通信を暗号化して第三者に読まれないようにし、データの改ざんを防ぐ仕組みです。gre over ipsec はこの二つを組み合わせ、まず二つの拠点の間にIPsecの暗号化トンネルを作り、その中でGREトンネルを動かして通信します。これにより、元のパケットは暗号化されつつ、GREの利点でマルチプロトコルの通信や複数のルーティングプロトコルを通すことができます。実務では、拠点Aと拠点Bをインターネット経由で安全につなぐときに有効です。GREを使うと、IPだけでなく別のプロトコルやマルチキャスト(複数の端末に同時に送る通信)もトンネル内で扱えます。これが必要になる場面として、オープンなVPNよりも自由度が高い場面や、既存のルーティング設定を壊さずに拡張したい場合があります。ただし、GREとIPsecの組み合わせには注意点もあり、通信のオーバーヘッド増、MTUの調整、設定の複雑さなどが挙げられます。適切な設計であれば高い柔軟性と安全性を両立できます。
- vpn ipsec とは
- vpn ipsec とは、仮想プライベートネットワーク(VPN)で使われる重要な仕組みのひとつです。VPNは、インターネットを使って離れた場所同士を安全な通路につなぐ技術の総称で、通信を暗号化して第三者から見られないようにします。ipsec はその中でデータを暗号化して守る役割と、通信相手の正体を確認する認証の役割を担います。これにより、家のパソコンから学校のネットワークへ接続する場合でも、送られる情報が誰かに読まれたり改ざれたりしにくくなります。 ipsec のポイントは大きく三つです。暗号化、認証と整合性、トンネルモード。トンネルモードは、送られるデータを箱のように包み、別のネットワークへ安全に運ぶ仕組みです。 VPN用途ではこのモードが使われることが多いです。暗号化には ESP と呼ばれる方法があり、データの機密性を守ります。認証では相手が本当に信頼できる人かを確認し、データが途中で改ざれられていないかを確かめます。IKE という鍵の交換プロトコルもよく使われ、通信を始める前に双方の身元を確認します。 使用され方の例と注意点も覚えておきましょう。会社の人が自宅のPCから会社のネットワークにアクセスするには ipsec を使う VPN が安全なトンネルを作ります。これにより社内の機密情報が外部に漏れるリスクを減らせます。公衆の Wi-Fi を使う場面でも盗聴やデータの改ざんを防ぐ効果があります。一方で ipsec を正しく設定するには専門的な知識が必要で、個人で運用するのは難しい場合があります。機器の対応状況やネットワークの構成次第で使えるかどうかが決まる点にも注意しましょう。 要するに、vpn ipsec とはネットワーク上のデータを暗号化し安全に送るための仕組みで、企業の遠隔作業や公衆 Wi-Fi での安全性を高めます。理解を深めるには、実際の設定画面を見ながらどの情報を暗号化するのかどうやって相手を確認するのかを追っていくと良いでしょう。
- ikev2/ipsec とは
- ikev2/ipsec とは、VPN(仮想プライベートネットワーク)を作るときに使われる2つの技術の組み合わせの名前です。ikev2 は鍵の交換の仕組み、ipsec はデータを暗号化して送る仕組みを指します。二つを一緒に使うと、インターネットを通じて安心してネットを使える“安全なトンネル”ができます。仕組みのイメージとしては、あなたと相手(VPNのサーバー)の間に見えない道を作り、その道の両端で秘密の合図を決めるようなものです。これを鍵交換と呼ぶのが ikev2 です。次に、その道を通るデータを盗まれないように隠すための“鍵”をかけるのが ipsec の役割で、データを暗号化して送るのが ESP(Encapsulating Security Payload)という機能です。なぜ人気なのかというと、速さと安定性が特徴で、スマートフォンの移動中でも接続を切りにくく再接続がしやすい点が挙げられます。さらに NAT(家庭やカフェのルーターのような機器)を回り込むことが得意で、公共のWi‑Fi でも比較的安全に使えます。使い方のコツとしては、VPN サービスを選ぶときに ikev2/ipsec に対応しているかをチェックします。自分で設定する場合は認証方法にも注意が必要で、事前共有鍵(PSK)や証明書ベースの認証にはそれぞれ長所と短所があります。初心者は信頼できるサービスを選び、公式の設定手順に従うと良いでしょう。最後に注意点として、設定ミスや信頼できない相手と使うと安全性が低下します。必ず正規の提供元を利用し、ソフトウェアを最新の状態に保ち、不要な情報を漏らさないよう気をつけましょう。
ipsecの同意語
- IPsec
- インターネット・プロトコル・セキュリティの略称。IPパケットの暗号化・認証・整合性を確保する機構の総称です。
- IPセキュリティ
- IPsecの日本語表現。英語名を日本語にした呼び方で、同じ意味を指します。
- IP Security Protocol
- IPsecの英語正式名称の表記の一つ。意味は『IPセキュリティ・プロトコル』です。
- Internet Protocol Security
- IPsecの英語正式名称の完全表記。IPv4/IPv6を問わず、IP層のセキュリティ機能を指します。
- IP Security
- IPsecの別表現。セキュリティ機能を指す言い方として使われます。
ipsecの対義語・反対語
- 非暗号化通信
- 暗号化が施されていない通信。IPsecの機密性を提供する機能が欠落している状態。
- 平文通信
- 暗号化されていない平文の通信。盗聴・改ざんのリスクが高い。
- 暗号化なし通信
- データを暗号化せずに送る通信。中間者攻撃のリスクが高い。
- セキュリティ保護なし通信
- 認証・機密性・整合性といった保護が適用されていない通信。
- VPN未使用の通信
- IPsecを使ったVPNを利用していない状態の通信。外部へ露出するリスクがある。
- IP層保護なし通信
- IPレベルでの暗号化・認証が適用されていない通信。
- 公開通信
- 誰でも傍受・閲覧できるような公開ネットワーク上の通信。暗号化がない場合に近い。
- 認証なし通信
- 通信相手の正当性を確認せずに行われる通信。なりすましのリスク。
- 改ざん検知なし通信
- データの改ざんを検知する仕組みがない通信。データの整合性が保証されない。
- 暗号化実装なし通信
- 暗号化機能を組み込んでいない通信。機密性が確保されない。
ipsecの共起語
- IKE
- IPsecの鍵交換を担うプロトコル。IKEv1とIKEv2があり、通信相手の認証と鍵の交信を安全に行います。
- ISAKMP
- IKEの土台となる協議枠組み。IKEはISAKMPをベースに動作します。
- ESP
- Encapsulating Security Payload。データの機密性と認証を提供する、IPsecの主要なペイロード形式。
- AH
- Authentication Header。データの認証と整合性を提供しますが機密性は提供しません。
- トンネルモード
- IPsecが全体のパケットをカプセル化してVPNトンネルを作るモード。
- トランスポートモード
- IPsecがデータのペイロード部分のみを保護するモード。
- NAT-T
- NAT Traversal。NAT環境下でIPsecを動作させる技術。
- PSK
- Pre-Shared Keyの略。事前に共有した秘密鍵を使って相手を認証します。
- PKI
- 公開鍵基盤。証明書を使って相手を認証します。
- X.509
- X.509証明書。公開鍵証明書の標準形式。
- Diffie-Hellman
- Diffie-Hellman。安全な鍵交換を実現するアルゴリズム。
- AES
- Advanced Encryption Standard。現代的で安全性の高い対称鍵暗号。
- 3DES
- Triple DES。古くて遅く、現在はAESが主流の暗号方式。
- GCM
- Galois/Counter Mode。認証と機密性を同時に提供する暗号モード。
- SPI
- Security Parameters Index。IPsecの各セキュリティアソシエーションを識別する番号。
- SA
- Security Association。暗号化・認証の設定を一つの単位としてまとめたもの。
- SPD
- Security Policy Database。どのトラフィックをIPsecで保護するかを決定するルール集。
- IKEv1
- IKEの初代バージョン。フェーズ1/フェーズ2を通じて鍵交換を行います。
- IKEv2
- IKEの後継バージョン。シンプルで安定性が高くMobility対応も充実。
- VPN
- 仮想プライベートネットワーク。公衆ネットワーク上に私用の安全な通信路を作る技術。
- VPNゲートウェイ
- VPNトンネルの出入口となる機器またはソフトウェア。
- VPNサーバ
- VPN接続を提供するサーバー側の実装。
- StrongSwan
- Linuxで広く使われるオープンソースのIPsec実装。IKEv2が強力。
- OpenSwan/LibreSwan
- Linux向けの古いIPsec実装系。現在はStrongSwanが主流。
- Windows IPsec
- Windows系OSに組み込まれたIPsec実装。設定はグループポリシーなどで管理。
- Cisco ASA
- Ciscoのファイアウォール/セキュアアプライアンス。IPsec VPNに対応。
- pfSense
- オープンソースのルータOS。IPsec構成をGUIで設定可能。
- IPv6 IPsec
- IPv6でのIPsecの利用。IPv6のセキュリティ機能として統合運用されることが多い。
- MOBIKE
- IKEv2の機能。モビリティとマルチホーミングをサポート。
- Main Mode
- IKEv1での認証・鍵交換の初期フェーズ。
- Quick Mode
- IKEv1での鍵更新・設定フェーズ。
- PFS
- Perfect Forward Secrecy。セッション鍵を過去の鍵に依存させないようにする機能。
- Lifetime
- SAの有効期間。期間が過ぎると鍵更新が必要になります。
- Encapsulation
- データをIPsecで包み込む処理(ESPが該当)。
- Encryption Algorithm
- 暗号化に使われるアルゴリズムの総称。例:AES、DES、3DES。
- Integrity Algorithm
- データの改ざん検知を担うアルゴリズム。例:SHA-1、SHA-256。
ipsecの関連用語
- IPsec
- インターネットプロトコルセキュリティの総称。IPパケットに機密性・完全性・認証を適用し、VPNの基盤として使われる。
- IKE
- IPsec の鍵管理を担うプロトコル。通信相手とのセッションキーを安全に交渉・確立する。
- IKEv1
- IKE の初代バージョン。Phase 1 と Phase 2 を組み合わせて SA を作成する設計だが設定が複雑になりがちで古くなりつつある。
- IKEv2
- IKE の改良版。手順が簡略化され、Mobility/MOBIKE や再接続の安定性が向上。現在の主流。
- ESP
- Encapsulating Security Payload の略。機密性・完全性・認証をデータ通過に適用する、IPsec の中心的機構。
- AH
- Authentication Header の略。データの改ざん検出と送信者の認証を提供するが、機密性は提供しない。
- トンネルモード
- トンネルモードは VPN ゲートウェイ間で使われ、元の IP パケット全体を暗号化・カプセル化して新しいヘッダを付けて送る。
- トランスポートモード
- トランスポートモードはエンドツーエンドの通信のペイロード部分だけを保護するモード。
- Security Association (SA)
- IPsec の1組のセキュリティ設定情報。使用する暗号・認証、鍵、ライフタイムなどを含む。送信側SAと受信側SAが存在する。
- Security Policy Database (SPD)
- IPsecが適用されるべき通信ルールの集合。どの流量を保護するかを決定する設定。
- SPI (Security Parameter Index)
- 受信するSAを識別するための一意の番号。パケットヘッダに含まれ、対応するSAを特定する。
- NAT-Traversal (NAT-T)
- NAT環境を通過させる技術。IPsec パケットを UDP 4500 経由で送ることで NAT 越えを実現する。
- MOBIKE
- IKEv2 の機能。IPアドレスが変わってもセッションを維持できるよう設計された機能。
- Diffie-Hellman (DH) グループ
- 鍵交換時に使う数学的グループ。グループ番号が大きいほど強度が高い。
- PFS (Perfect Forward Secrecy)
- 再鍵時に新しい鍵を生成し、過去の通信の鍵が漏れても解読されないようにする性質。
- Preshared Key (PSK)
- 事前共有鍵。IKE 認証の一つの方法で、事前に両端で同じ鍵を共有しておく。
- X.509 証明書
- 公開鍵証明書。PKI によって管理され、相手を証明するデジタル証明書を使って認証する。
- 認証方式
- IKE 認証の方法。PSK、証明書、EAP などが選択肢として利用される。
- 暗号化アルゴリズム
- データを暗号化するためのアルゴリズム。代表例には AES、DES、3DES、ChaCha20-Poly1305 などがある。
- 認証アルゴリズム
- データの完全性と送信者の認証を担う手法。代表例には HMAC-SHA1、HMAC-SHA256 などがある。
- AEAD (例: AES-GCM, ChaCha20-Poly1305)
- 暗号化と認証を同時に行うアルゴリズム。IPsec の現代的な実装で高い安全性を提供する。
- Anti-Replay
- 受信パケットの再送攻撃を防ぐため、パケットの順序や重複を検出して拒否する機構。
- IKE Phase 1
- IKE の第一段階。ISAKMP SA を確立し、認証情報と鍵交換の土台を作る。
- IKE Phase 2 (Child SA)
- IKE の第二段階。実際のデータ転送に使う CHILD SA を確立し、転送用鍵を取り決める。
- DPD (Dead Peer Detection)
- 相手側が生存しているかを検知する仕組み。障害時の早期検出と回復を助ける。
- ライフタイム
- SA の有効期限。期限が来ると再鍵交渉を行い、セキュリティを維持する。
ipsecのおすすめ参考サイト
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